過去7000年の地磁気変動

比較的長期にわたる地磁気の時間変動のことを「地磁気永年変化(Geomagnetic Secular Variation)」と呼びます。 永年変化は地磁気、およびそれを生成していると考えられる外核におけるダイナモ作用の本質を具現していると考えられるため、 非常に多くの研究者が関心を持ち、日々研究しています。
地磁気永年変化の研究をするためには、人間が観測した磁場の方向や強度、およびそれらの変化だけではデータが足りません。 何しろ、人間が地磁気が変化することに気づきちゃんと観測するようになってから、まだ千年もたっていないからです。 そこで、我々は古地磁気(学)という手法を用いて、「昔の地磁気の化石」のデータを採集しています。

ここで紹介するのは、 過去7000年間に陸上に噴出した火山岩や海底・湖底に堆積した堆積物、あるいは考古学的試料(窯跡や土器など)に対して古地磁気学的手法を用いて 昔の地磁気方位や強度を測定し、それらの結果から解析された、「過去7000年間の地磁気モデル」による磁力線や観測成分です。 このモデルはCALS7K.2 (Korte and Constable, 2005)といい、カリフォルニア大学サンディエゴ校のグループによって解析されました。

スナップショット:磁力線+Br成分
Last 7000 years field Last 7000 years field

Reference:
Korte M. and C. G. Constable, Continuous geomagnetic field models for the past 7 millennia: 2. CALS7K., Geochem., Geophys., Geosys., 6, Q02H16:doi:10.1029/2004GC000801, 2005.

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Copyright: The MAGE Project Team & Tadahiro Hatakeyama, Information Processing Center, Okayama University of Science, Japan